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就活で勝つためにどうするべきか?

こんにちは。早稲田大学アンバサダーの松崎です。

今回は昨年12月20日に行われた「合同OBOG訪問大交流会」において、ウィニング就活塾の代表・高松智史氏の講演についてレポートさせていただきます。高松氏はボストン・コンサルティング・グループにて8年間戦略コンサルタントとして活躍された後、2013年6月 株式会社KANATA「ウィニング就活塾」に参画され今に至っています。ご経歴が非常に興味深いので楽しみに聴講させていただきました。

SPIは『足切』というイメージは大きな誤解である。

この言葉にいきなり引き込まれました。というのも、実際は9割取らないと人事は面接で落としてくるそうです。例えば、同じ大学の女の子が同じ企業のSPIを受けた場合、90%取った子は、受からせる面接となるのに対し、、70%しか取れなかった子は落とす面接になる。いわゆる「圧迫面接」を強いられるというのです。SPIの対策は十二分にやっておいた方がいいと実感しました。
SPIはただ鍛えればできるのに人事からは、「できると地頭がいい」と思われる点がSPIの特徴なのです。

三流大学で90%を取ると地頭が良いor大学受験をさぼったと人事に思われる。学歴で勝負できなくとも、そこで人事にアピールすることがチャンスに繋がる。
SPIは中学受験の問題と似ているため、パターンや解法が決まっていて、それを習得すれば高得点を狙える。さらに、SPI対策は3週間やればなんとかなるというのもポイントで、ここを怠けずにやることで他の就活生との差別化が図れる。

では効率的にSPI対策をするにはどうすればいいのでしょうか。高松氏よりSPI対策のハウツーも教えていただきました。

まず問題集を3冊買う。そこで「集合をやろう!」と叫ぶ。叫んで宣言することが重要だ。そして、全部の問題集の集合の分野を切り取ってやる。ひたすらそれだけをやり続けるのである。そうすると解法が見えてくるのでインプットしやすい。

補足として、「確率」と「順列」以外を先にやると良いそうです。確率と集合は実生活と結びつかないため分かりにくく、身につきにくいのです。これを3週間みっちりやればSPI対策は完璧でしょう!
ところで、就活生のみなさん、自己分析はもう済ませたでしょうか。多くの就活生は自己分析をする際、「私ってどんな人だろう?」と自分を探し続ける傾向があります。はっきり言って、それができるのは仏の世界のみです。つまり、その自己分析の仕方では一生終わらないのです。では、自己分析はどうやればいいのでしょうか。

まず、自分が言いたい形容詞を見つける。たとえば、自分は「明るい」と決めつけるのである。そこから自分の経験談を遡り、「明るい」エピソードを見つける。これだけで良いのだ。人はいろいろな性格を持ち合わせている。「明るい」人が必ずしも常に「明るい」わけではない。「明るい」人も落ち込んだり、ネガティヴになったりする。その中で自分を探し続けるのは困難である。よって自分の一面を切り取ってアピールすることが必要なのだ

意外に自己分析って単純なんですね。この方法なら企業に合わせて自分をアピールできそう!
自己分析が終わったら、次は業界・企業分析ですね。世界にはいくつもの企業がある。その中でかたっぱしから1つずつ企業を見ていくのは骨の折れる作業です。だから業界・企業分析は消去法を使うのが一番であるそうです。

まず、業界地図を印刷する。その中でやりたくない業界に×を付ける。残った業界から10業界決める。その10業界から20企業決める。決めたら一晩寝かせて、翌日見直す。翌日見直すことで、自分はなんでこの業界を書いたのだろうと改めて客観視できるようになる。そこから自分の共通項が分かってくるのだ。

ここで重要なのは、実際に書くことだ。人は書くと批判したくなる仮説思考を持つようになる。よって客観視しやすくなるのである。

よく志望業界を聞くと「決まってない」という就活生がいますが、それは「決めていない」だけなのです。志望業界を決めないと就活は始まりません。まずは自分が勝負するフィールドを決めることから始めましょう。

高松氏はこの後、就活生の疑問に丁寧に答えてくださいました。

Q.その業界研究のやり方だと大手しか選べないのではないですか?
A.大学生は、「消費者」として知っている企業を選びがちである。就活では、社会人として知っている企業を選ぶことが大切だ。そこで周りと差をつけるためには5社くらいはB向け企業を選ぶことである。就活がスタートしてみんなに知られる前にB向け企業にアプローチをかけておくと人事の心に残りやすい。

Q.自分のキャリアはどう考えるべきですか?
A.将来知り合いに集まって近況報告をするとき、自分の近況が一番良いと思える、相手を羨まない状況を作る。将来の近況報告で自分は何を友達に話したいかを見つけると見えてくる。例えばあなたが10年後、大学の友達と久しぶりに女子会を開くとしよう。そこであなたはなにを話したいか。どういう状況であれば、その友達の話を羨まずに聞くことができるか。「将来の近況報告」が自分のなりたい姿である。

Q.今年の就活で気を付けておくべきことはなんですか?
A.「インターンバカ」にならないように!インターンのデメリットは、成長する前に人事に見られてしまうということだ。インターンで1回人事に×をつけられたら、その後の本選考で見てもらえなくなってしまう。さらに、インターンでは長期的に見られているから面接よりリスクが大きい。インターンを利用するコツとしては、行動力を示すチャンスとして利用することである。その業界を知りたければ、1つ行きたい業界の1つの企業だけ行くことをお勧めする。

就活の時期がズレたことで、企業は無意味なインターンを繰り返してしまっている。たとえば、丸紅がインターンを行う。膨大な応募者数の中から選考をしても、そこには三井物産に行きたい学生も集まってしまうのである。つまり、丸紅に本当に行きたい人を集めるのが不可能なのだ。結果、丸紅に本当に行きたい人を集められず、無駄なコストだけがかかって終わってしまうというのが日系大手企業の現状である。

Q.SPIの点数は見ていますか?
A.SPIは1人あたり数千円のコストがかかる。応募者数が膨大な企業だと大きなコストなので、ちゃんと点数を見て評価している。

いかがでしたでしょうか。お話を聞かせていただいて、コンサルタントという立場から就活の裏側や人事の視点を教えていただけたので、すごく得した気分になりました。SPI、自己分析、企業分析…どれも就活のスタートダッシュを切るに必要なものです。今回そこにつまずかないための策をたくさん知ることができたので、筆者も他の就活生よりも一歩早く就活のスタートダッシュを切りたいと思います。

高松様、この度は貴重なお話ありがとうございました!

 

早稲田大学アンバサダー 松崎

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