今回は私のほうから、8月26日に開催されましたオフオフの定例会「オフ活」で行われた講演会の様子をお伝えいたします!

就活塾の「就活ゼミ」で代表をされている、キャリアコンサルタントの有川さんにお越しいただきました。「2017年卒の採用選考の特徴~インターンシップの位置づけに変化~」と題しまして、今年度より後ろ倒しになりました企業の新卒採用活動のスケジュールや線香の種類と特徴について、16年卒の学生の情報をもとにお話しいただきました。

8月前に続々と出される内々定

内定の解禁が8月1日となっていることは皆さまご存じであるかと思います。しかし、しばしばメディアでも取り上げられているように、8月以前に企業は水面下で学生に接触し、「内々定」という形で学生の獲得に乗り出しているとのことでした。「就活ゼミ」の16卒の学生の中では、大学3年生の年明け前に企業の内々定をもらっている方もいるそうです。

1.8月1日選考開始の実態について
2016年卒より経団連傘下企業の採用選考開始が8月1日となったものの、3月1日の就職活動解禁とともに採用選考を開始する企業が続出、多くの企業で8月1日前までに内々定を出しているのが現状です。
つまり、外資企業を除く国内企業においては、業界を問わず3-4月に選考開始だった流れが、受ける業界によって選考時期が異なることから「早めに受ける業界を絞って自分自身の就職活動スケジュールを理解すること」が重要です。

早期で内々定をもらう人の特徴

3月のエントリーの時期に入る前に内々定をもらうには、エントリーより前に企業と交流する機会を持たなくてはなりません。そこで、早期に内々定をもらった学生が積極的に参加していたのが、「インターンシップ」でした。短い時間で行われる面接とは違い、インターンシップでは数日間の学生との交流を通して学生の本質を見定めることができます。また、数ある企業のインターンシップの中から選んで参加しているのだから、その企業に興味を持っていることは明白です。内定を辞退されるという不確定のリスクを回避しやすくなります。学生にとっても、早期に内々定を持っていれば、心に余裕をもってその後の就職活動に臨めますよね。

2.本番採用とインターンシップの関係性について
2016年卒の受講生の内定フローを振り返ると従前に増してインターンシップの重要性が浮かび上がってきます。
実際、数多くの大手有名企業で、インターンシップ参加した時点で内々定が確約されるとか、最終面接のファストパスを適用されるとか、適性検査が免除されるとか、面接そのものが緩い面談で終わるなど、インターンシップ参加組を優先する動きが見られています。
3月の就職解禁以降は40万人を超える就活生が一斉に動き出しますが「その前に早くからインターンシップなどを通して企業との接点の機会を作り、他の就活生より一歩早く企業側に売り込むことは非常に有効な手段」です。
ホテルのインターンシップなどは別として、概ね一週間程度のインターンシップで、且つ、本番選考と同様の選考スキーム、つまりES・適性検査・グループワーク、そして複数回の面接があるインターンシップ選考を受けことをお勧めします。

納得のいく就活にするために

自分が気にいった企業に採用してもらうためには、面接で自分をアピールする必要があります。そのためには、「相手のキャッチャーミットをしっかり見定めることが重要だ」と有川さんは最後におっしゃっていました。つまり、相手の企業がどのような人材を求めているのか見極めたうえで、それに合わせたアピールをしていくことが採用への第一歩だということです。説明会に参加し、HPを閲覧し、自己分析するだけなら誰もが行っています。その中で企業に「一味違うな」と思ってもらえる学生になるために、自分で考え戦略を策定し、積極的にアクションを起こしていきましょう。

3.納得いく就職活動の実現への取組みについて
自らが志望する企業から内定を獲得するには、採用選考がらみのインターンシップ選考や本番選考において、ESや履歴書など文字で、また、面接など口頭で、他の候補者と比して貢献可能性が高いことをしっかりアウトプットできるか否か、が重要となります。
志望企業に入社後に携わる仕事について、徹底的に調べ「その仕事を遂行するうえで、どのような資質・センス・能力が求められるのか、まずは理解を深めること」です。その上で、自らがそれら資質・センス・能力を有する人材であることを「立証するためのエピソードを準備しておくこと」です。
加えて、採用環境に好転の兆しが見えるものの、依然、人気企業の競争倍率は100倍以上、他の候補者と「差別化しうるアウトプット力を磨いておくこと」も重要です。なお、アプトプットの差別化には、インプットそのものを差別化する必要があることを念頭に置いておくことです。

まだまだ就活は先だと考えている大学3年生は多いかと思われます(かくいう私も最近までかなり能天気に考えていました(笑) )。しかし、早い学生はもうすでに就職に向けて動き出しています。皆さまも納得のいく就職活動をしていくために、今のうちから先を見据え、計画を立てていきましょう!

就活ゼミの有川様、お忙しい中貴重な時間を割いていただきありがとうございました。今回のレポートが学生のお役に立ったのなら幸いです!

早稲田大学アンバサダー 石田

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